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賢林寺

愛知県小牧市藤島町居屋敷は賢林寺。
豊山町内の国道41号「青山下屋敷」交差点を西へ向かう。
天台宗。藤島山。本尊は十一面観音。
賢林寺_c0182455_03085273.jpg
建永元年(1206年)の創建と伝える。
その後 火災に依り焼失し、元亀元年(1570年)再興された。
同じ天台宗の密蔵院(春日井市)の末寺であった。
寺院ではあるが、境内に神明社、稲荷社がある。
賢林寺木造十一面観音菩薩坐像は愛知県指定文化財。
賢林寺木造脇侍像(大)、賢林寺木造脇侍像(小)は小牧市指定文化財。
木造十一面観音坐像は当寺の本尊で 一木造、
作風から平安時代前期の制作と考えられるという。
十一面観音菩薩の坐像は全国的に見ても珍しい。
木造脇侍像(大)は一木矧割造で、鎌倉時代前期の作成と考えられ、
木造脇侍像(大)は一木造で、平安時代後期の制作と考えられるという。
尚、本尊、脇侍仏とも秘仏であり、一般公開されていない。

2015年1月17日参拝。駐車場あり。
近隣に白山社(北名古屋市薬師寺)がある。

参拝の記録
国道41号「青山下屋敷」交差点を西へ、
その先「熊之庄」交差点を北へ向かう。
その先の「藤島町」交差点の北西にある。
この付近は小牧市、岩倉市、北名古屋の三市の市境に当たる。

寺院であるが神明社、稲荷社があり、
社殿はいずれも大変立派である。

当日の参拝経路
長全寺(春日井市)ー賢林寺ー八幡神社(春日井市中切町)
尾張神社ー六所社(小牧市)ー龍徳寺(小牧市)


by sionozaki | 2015-01-26 11:46 | 愛知県(331) | Comments(0)
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