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日撫神社

滋賀県米原市顔戸(旧坂田郡近江町顔戸)は日撫神社。読みは「ひなで」。
延喜式神名帳近江国坂田郡の日撫神社に比定される。
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この鳥居から木々が茂る参道を歩いて拝殿・本殿。
社殿のある所より西の集落内にも鳥居がある。
祭神は少毘名命(すくなびこなのみこと)。
相殿に応神天皇、息長宿禰命(おきながのすくねのみこと)。
創建は不詳(境内由緒表示より)。
社伝・明治期の神社誌に依ると、
当地は神功皇后が代々住んだ地であることから、
息長宿禰命と少毘名命を祀ったことがはじまりという。
古くは神宮寺、長谷寺、来迎寺、勝正寺、仏光寺など
19の社坊があり多くの社僧が居た。
その遺物として当社は梵鐘を有している。
この梵鐘は1647年に広林寺周辺より発掘されたもので、
鎌倉時代の1283年(弘安6年)の銘がある。現在県指定文化財。
広林寺は神宮寺の一つ仏光寺の後を継いだ寺と見られる。

「日撫」が「火撫」に似ていることから、
火撫氏と関係のある社といわれているが、
火撫氏は河内国の人物であることなどから
白水社日本の神々ではこの説を否定している。
火撫氏とは阿知使主(あちのおみ)の後裔である。
式内社の研究者 志賀剛氏は「ひなで」の語源を「ひので」
つまりは「日の出」であるとしている。
現在の社殿は1723年(享保8年)に再建されたもの。

例祭は5月3日。2012年2月28日参拝。駐車場あり。
なかなか良い神社でした。
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by sionozaki | 2012-03-11 10:44 | 滋賀県(101) | Comments(0)