カテゴリ:三重県(176)( 176 )

多度大社

三重県桑名市多度町多度(旧桑名郡多度町多度)は多度大社。
国道258号「香取南」または
「新多度橋南詰」交差点を西へ向かう。
延喜式神名帳伊勢国桑名郡の多度神社に比定される。
名神大社。旧国幣大社。旧県社。
伊勢国二宮。全国の多度神社の総本社。

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祭神 天津彦根命、天目一箇命。
古くから多度山を御神体として信仰され、
雄略天皇の御代に社殿の造営という。
本殿は二つあり左側は多度神社の本殿、
もう右側は別宮 一目連神社(別宮)としての本殿である。
多度神社の祭神は天津彦根命、
別宮一目連神社の祭神は天目一箇命。
天目一箇命は天津彦根命の子である。
天平宝字7年(763年)神宮寺が創建、
宝亀11年(780年)神宮寺に三重塔が造立された。
明治6年県社指定。大正年間国幣大社指定。

多度山山中には「御枢岩」・「籠岩」など五つの名岩があるが
この内の豪雨により「籠岩」が転倒、
古銅鏡30面が発掘されたという。

天平宝字7年(763年)神宮寺が創建されるが、
神宮寺として相当に古いものである。
最も古いものは斉明天皇7年(661年)の三谷寺(広島県三次市)、
2番目が霊亀元年(715年)創建の気比神宮寺(福井県敦賀市)、
3番目が720年前後(養老年間)創建の若狭神宮寺(福井県敦賀市)、
その他 丹波与能神宮寺、宇佐八幡神宮寺、松浦神宮弥勒知識寺、
鹿島神宮寺、剣御子神宮寺などが古い(諸説あり)。
多度神宮寺は多度山山麓にあり、
801年(延暦20年)の「神宮寺伽藍縁起資材帳」によると、
満願禅師が多度山南辺に小堂と神像を造ったのが始まりとされる。
この資材帳に依って三重塔を始め、
多くの伽藍が整えられたことが分かっている。
現在神社東側には多度観音堂がある。

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堂内には千手観音立像と十一面観音立像が納められ、
千手観音は像高約119cmで一木造、
様式から製作は平安時代初期と推測されるという。
十一面観音は約112cmの寄木造、
南北時代前期の制作と考えられるという。

多度大社神宮寺伽藍縁起並資材帳、
多度大社銅鏡三十面、金銅五鈷鈴は国指定重要文化財。
多度大社短刀、多度大社太刀は三重県指定文化財。

延喜式神名帳伊勢国桑名郡には桑名神社、佐乃富神社、
小津神社、尾山神社、野志理神社、多度神社、
尾野神社、深江神社、額賀神社、宇賀神社、中臣神社、
長谷神社、立坂神社の以上15坐が記されている。

例祭日は5月5日。2010年6月24日参拝。駐車場あり。


参拝の記録
伊勢国二宮。


当日の参拝経路
真清田神社尾張大国霊神社ー多度大社

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by sionozaki | 2010-07-13 20:52 | 三重県(176) | Comments(0)

黒瀧神社(伊賀市)

三重県伊賀市治田(旧上野市治田)は黒瀧神社。
国道25号線沿いに鎮座する。名阪国道治田ICを降りてすぐ。
同名神社に黒瀧神社(松阪市)などがある。
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主祭神 天児屋命。
創建は寛弘7年(1010年)の創建と伝える。
明治期の合祀令に依り同市白樫の岡八幡宮に合祀されたが、
昭和21年に元の場へ返還され石段などが整備された。

例祭日は不明。2010年5月29日参拝。駐車可。
近隣に真言宗豊山派の薬師寺(伊賀市治田)がある。


参拝の記録
名阪国道治田ICを降りてすぐ。
近くの薬師寺には樹齢500年以上の八幡杉(市天然記念物)がある。

今回の旅行の参拝経路

七栗神社ー延寿寺(津市)ー大村神社(伊賀市)ー相楽神社(名張市)ー
春日神社(名張市赤目町一ノ井福成就寺ー延寿寺(名張市)ー
室生寺室生龍穴神社宇陀水分神社(宇陀市榛原下井足)
墨坂神社(宇陀市)ー神波多神社ー善明院(山添村)ー黒瀧神社(伊賀市)


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by sionozaki | 2010-07-12 23:40 | 三重県(176) | Comments(0)

福成就寺

三重県名張市箕曲中村は福成就寺。
国道165号「瀬古口」交差点を南へ。
箕曲神社(名張市)が隣接する。
真言宗室生寺派。槙山。本尊 薬師如来。

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創建は不詳。
当寺所蔵の大般若経に「名張 中村壬生寺」の表記があることなどから
平安時代名張市中村にあった壬生寺と関わり深い寺院とみられ、
壬生寺の後身寺院であるとも考えられるという。
天正9年(1581年)に伽藍が焼失するまでは大寺であった。
名張市赤目町丈六の真言宗東寺派 丈六寺、
名張市黒田の真言宗醍醐派 無動寺、
名張市平尾の高野山真言宗 宝蔵寺と合わせ名張郡の四大寺といわれた。
福成就寺木造黒漆厨司はは国指定重要文化財。
木造黒漆厨司は高さ約21cmのもの。
また境内の石造十三重塔は1293年(正応6年)の銘のあるものである。

2010年5月28日。駐車可。

参拝の記録
隣接の箕曲神社の神宮寺か。
箕曲神社は以前より気になっており次回名張に行く際には必ず参拝する。

今回の旅行の参拝経路

七栗神社ー延寿寺(津市)ー大村神社(伊賀市)ー相楽神社(名張市)ー
春日神社(名張市赤目町一ノ井福成就寺ー延寿寺(名張市)ー
室生寺室生龍穴神社宇陀水分神社(宇陀市榛原下井足)
墨坂神社(宇陀市)ー神波多神社ー善明院(山添村)ー黒瀧神社(伊賀市)


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by sionozaki | 2010-06-17 21:35 | 三重県(176) | Comments(0)

春日神社(名張市赤目町一ノ井)

三重県名張市赤目町一ノ井は春日神社。
国道165号「赤目口」交差点を南へ、
赤目四十八滝へ向かう道より少し外れた住宅地に鎮座する。

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祭神 天児屋命。
創建は不詳。
同市安部田にある鹿高神社より分霊し創建されたという。
天正年間(1573年~1593
年)伊賀の乱の兵火により社殿を焼失、
慶安2年(1649年)再興した。
明治4年村社指定。
明治40年近隣の津島社、神明社、八幡社などを合祀した。
大正11年神饌幣帛料供進神社指定。

例祭日は不明。2010年5月29日参拝。駐車場あり。
近隣に真言宗豊山派の極楽寺(名張市)、
真宗本願寺派の常蓮寺(名張市)、勝手神社(名張市赤目町柏原)がある。


参拝の記録
住宅地の中にある小さな神社だが、良く整備されている。

今回の旅行の参拝経路

七栗神社ー延寿寺(津市)ー大村神社(伊賀市)ー相楽神社(名張市)ー
春日神社(名張市赤目町一ノ井)福成就寺ー延寿寺(名張市)ー
室生寺室生龍穴神社宇陀水分神社(宇陀市榛原下井足)
墨坂神社(宇陀市)ー神波多神社ー善明院(山添村)ー黒瀧神社(伊賀市)


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by sionozaki | 2010-06-17 10:22 | 三重県(176) | Comments(0)

大村神社(伊賀市)

三重県伊賀市阿保(旧名賀郡青山町阿保)は大村神社。
国道165号線「別府」交差点付近。
延喜式神名帳伊賀国伊賀郡の大村神社に比定される。旧県社。

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主祭神 大村の神。
また武甕槌神、経津主神、天児屋命、応神天皇、
大日霊貴命、天押雲命、市杵嶋比売命を配祀する。
合祀祭神は応神天皇、市杵島比売命、大山祇命、事代主神
多岐里毘売命、狭依毘売命、多岐津比売命など。
もと「大森ノ杜(大森社)」、「大森明神」と称されていた。
古代から中世にかけて当地は石清水八幡宮と
伊勢神宮の神領となっていた。
社域には宮室が築かれ、代々命や御子らが居住したという。
主祭神の大村の神は第11代垂仁天皇の皇子で、
息速別命(いきはやわけのみこと)と考えられる。
当社より西に暫く進んだ場所には息速別命墓がある。
神宮寺として禅定寺(宗派不明)があった。
明治期に近隣の小社から17柱を合祀した。
明治39年神饌幣帛料供進神社指定。
昭和5年県社指定。

大村神社旧本殿は国指定重要文化財。
旧本殿は現在は宝物殿・宝殿となっている。
境内の鐘楼は神宮寺の禅定寺の鐘楼である。

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梵鐘は虫喰鐘といわれ、
鐘の中に鋳込められた鏡は大和国葛城の豪家の娘の愛用品であった。
ある夜鐘を守る若い僧の枕元に若い娘の亡霊が現れ、
それ以降鐘乳が虫に喰われた様にぼろぼろと落ちだしたといい、
日本三大奇鐘の一つという。
また境内に要石がある。磐座と思われる。

延喜式神名帳伊賀国伊賀郡には木根神社、田森神社、比地神社、
大村神社、比々岐神社、比自岐神社、依那古神社、猪田神社、
乎美祢神社、高瀬神社、坂戸神社の以上11坐が記されている。

例祭日は11月3日。2010年5月28日参拝。駐車場あり。
少し離れて真言宗豊山派の安楽寺(伊賀市青山羽根)がある。


参拝の記録
参籠所と境内の雰囲気がとても素晴らしく最も好きな神社。
国道165号「青山羽根」交差点の南に阿保親王墓と伝える古墳がある。
阿保宿も趣があり当地周辺は何度訪れても素晴らしい場所である。

今回の旅行の参拝経路

七栗神社ー延寿寺(津市)ー大村神社(伊賀市)ー相楽神社(名張市)ー
春日神社(名張市赤目町一ノ井福成就寺ー延寿寺(名張市)ー
室生寺室生龍穴神社宇陀水分神社(宇陀市榛原下井足)
墨坂神社(宇陀市)ー神波多神社ー善明院(山添村)ー黒瀧神社(伊賀市)


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by sionozaki | 2010-06-17 10:15 | 三重県(176) | Comments(0)

七栗神社

三重県津市庄田町(旧久居市庄田町)は七栗神社。
国道165号「庄田西」交差点より西側。
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主祭神 応神天皇。
また猿田彦命、菅原道真、大己貴命、
須佐之男命、櫛名田姫命、倉稲魂命、迦具土之命、
大鷦鷯尊、伊佐保別命、五男三女神。
創建は神亀元年(724年)と伝え、宇佐八幡宮から勧請である。
嘉応元年(1169年)の戦火により社殿を焼失した。
明治41年七栗地区の25の神社を合祀。
七栗神社棟札六枚は津市指定文化財。
棟札六枚は寛正3年(1462年)、文明9年(1477年)、
永正3年(1506年)、天文9年(1540年)、
慶長18年(1613年)、元和6年(1620年)のものである。

例祭日は10月10日。2010年5月28日参拝。駐車可。
近隣に真宗高田派の唯心寺がある。

参拝の記録
神社のすぐ近くを榊原川が流れる。
創建は神亀元年(724年)と古い。

今回の旅行の参拝経路

七栗神社ー延寿寺(津市)ー大村神社(伊賀市)ー相楽神社(名張市)ー
春日神社(名張市赤目町一ノ井福成就寺ー延寿寺(名張市)ー
室生寺室生龍穴神社宇陀水分神社(宇陀市榛原下井足)
墨坂神社(宇陀市)ー神波多神社ー善明院(山添村)ー黒瀧神社(伊賀市)


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by sionozaki | 2010-06-17 09:56 | 三重県(176) | Comments(0)