カテゴリ:三重県(172)( 171 )

常楽寺(伊賀市)

三重県伊賀市種生松屋敷(旧名賀郡青山町種生松屋敷)は
常楽寺。隣接の種生神社の別当寺。
真言宗豊山派。利生山。本尊は釈迦如来。
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創建は1488年(文明8年)。
5巻欠損がある大般若経を有しており、国重要文化財。
この大般若経のうち50巻は奈良時代に書き写されたもので、
貴重なものである。
徒然草の作者 兼好法師が晩年を過ごした草庵 草蒿寺が、
種生字松屋敷より南の種生字国見にあったが、現在は廃寺となっている。
一帯は梅林で、1926年(大正15年)に寺跡を示す石碑が建立された。

2010年8月15日参拝。駐車可。
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by sionozaki | 2010-08-24 14:58 | 三重県(139) | Comments(0)

種生神社

三重県伊賀市種生松屋敷(旧名賀郡青山町種生松屋敷)は種生神社。
読み「たなお」。伊賀市の山間部に鎮座し、
神宮寺の常楽寺(伊賀市)が隣接する。

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祭神は武甕槌神、その他18柱。
「伊水温故」によると同市阿保の大村神社からの勧請であり、
「三国地誌」に「鹿島祠、香取平岡同殿本社若宮」と記されている。
1904年(明治37年)以降、度々近隣の神社の合祀が行われ、
1907年(明治40年)国見の津島神社と
山立の若宮神社を合祀するに当たり
地名の種生の名を取って、種生神社と改称した。
1907年以降も合祀が行われ、それに伴い各社の棟札が納められた。
毎年11月3日に行われる神事に「こたつき」と
「馬駆」の御渡式があるが、
馬駆は1970年(昭和45年)に廃止され、現在は行われていないという。
隣接の常楽寺(伊賀市)は神宮寺である。

例祭日は10月28日。2010年8月15日参拝。駐車場あり。

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by sionozaki | 2010-08-19 19:21 | 三重県(152) | Comments(0)

丈六寺(名張市)

三重県名張市赤目町丈六は丈六寺。
名張と榛原を結ぶ国道165号「赤目口」信号機を四十滝側へ。
真言宗東寺派。山号不明。本尊 釈迦如来。
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創建は不明だが、
大同年間(701年~704年)室生寺の四門の一として創建という。
丈六寺の「丈六」は丈六の仏像を安置したことに由来する。
丈六は約4m80cm、地名の丈六は当寺名に因む。
福成就寺、無動寺、宝蔵寺とともに名張郡の四大寺のひとつ。
石塔五輪塔、大般若経及び法華経、釈迦涅槃図は
名張市指定文化財。五輪塔。
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五輪塔は華厳宗の僧 良弁の供養塔といい塔高234cm、
1289年(正応2年)の銘がある。
基盤(石塔の基礎)は鎌倉時代のものでなく後世のものという。
般若経及び法華経は伊勢市出身の一夢法師が奉納したものである。
釈迦涅槃図は縦約2m、横約1m50cmのもので
室町時代に河内国交野より戦乱から逃れて伝わったものである。

2010年7月29日参拝、8月16日参拝。駐車場あり。
近隣に八幡神社(名張市赤目町丈六)、相楽神社(名張市)、
浄土宗の阿弥陀寺(名張市)、真言宗醍醐派の蓮福寺、
勝手神社(名張市赤目町柏原)、八幡神社(名張市赤目町星川)、
真言宗豊山派の極楽寺(名張市)、
真言宗室生寺派の宝積寺(名張市)などがある。


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by sionozaki | 2010-08-17 16:41 | 三重県(164) | Comments(0)

新大仏寺

三重県伊賀市富永(旧阿山郡大山田町)は新大仏寺。
国道163号の阿波郵便局付近を北へ向かう。
真言宗智山派。五宝山。本尊 廬舎那仏。
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創建は建長2年(1202年)で開山は重源。
奈良 東大寺(華厳宗)は治承4年(1180年)平重衡による兵火で
多くの伽藍を焼失した。
その後重源の活動により復興されるが、
当地には伊賀別所が置かれた。この伊賀別所が当寺である。
寛永13年(1635年)天災により多くの伽藍を失ったが、
上人堂と鎮守権現は残されたと伝える。
境内に大仏殿、上人堂、明王殿、芭蕉塚などがある。
新大仏寺木造如来坐像、新大仏寺木造重源上人坐像、
新大仏寺木造僧形坐像、新大仏寺絹本著色興正菩薩像、
新大仏寺板彫五輪塔は国指定重要文化財。

新大仏寺木造如来坐像は高さ約4m、
「阿波の大仏さん」と呼ばれ、頭部は快慶の作である。
東大寺の別所は七つあり東大寺七別所、重源の七別所という。
当伊賀別所のほか播磨別所、周防別所、高野新別所、
東大寺別所、渡辺別所、備中別所がある。
うち播磨別所は兵庫県小野市の浄土寺(高野山真言宗)、
周防別所は山口県周防市の阿弥陀寺(華厳宗)である。

2010年7月29日参拝。8月16日参拝(二回目)。駐車場あり。
少し離れて天台真盛宗の本願寺、
延喜式神名帳伊賀国山田郡阿波神社に比定される阿波神社などがある。

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by sionozaki | 2010-08-05 01:12 | 三重県(170) | Comments(0)

黒瀧神社(伊賀市)

三重県伊賀市治田は黒瀧神社。読みは「くろたき」。
国道25号線沿いに鎮座する。
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祭神は天児屋根命。
入口の由緒板には1010年の勧請とある。
勧請地は同市予野池辺付近。予野は黒瀧神社より東の地区。
明治期には合祀令により、同市白樫の岡八幡宮に合祀されたが、
昭和21年に元の場へ返還され、石段などが整備されたという。

例祭日不明。2010年5月29日参拝。駐車可。

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by sionozaki | 2010-07-12 23:40 | 三重県(136) | Comments(0)

多度大社

三重県桑名市多度町多度(旧桑名郡多度町多度)は多度大社。
延喜式神名帳伊勢国桑名郡の多度神社に比定される。
名神大社。旧国幣大社。旧県社。全国の多度神社の総本社。

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祭神 天津彦根命、天目一箇命。
古くから多度山を御神体として信仰され、
雄略天皇の御代に社殿の造営という。
本殿は二つあり左側は多度神社の本殿、
もう右側は別宮 一目連神社(別宮)としての本殿である。
多度神社の祭神は天津彦根命、
別宮一目連神社の祭神は天目一箇命。
天目一箇命は天津彦根命の子である。
763年(天平宝字7年)神宮寺が創建、
780年(宝亀11年)神宮寺に三重塔が造立された。
明治6年県社指定。大正年間国幣大社指定。

多度山山中には「御枢岩」・「籠岩」など五つの名岩があるが
この内の豪雨により「籠岩」が転倒、
古銅鏡30面が発掘されたという。

763年(天平宝字7年)神宮寺が創建されるが、
神宮寺として相当に古いものである。
最も古いものは661年(斉明天皇7年)の三谷寺(広島県三次市)、
2番目が715年(霊亀元年)創建の気比神宮寺(福井県敦賀市)、
3番目が720年前後(養老年間)創建の若狭神宮寺(福井県敦賀市)、
その他 丹波与能神宮寺、宇佐八幡神宮寺、松浦神宮弥勒知識寺、
鹿島神宮寺、剣御子神宮寺などが古い。

多度神宮寺は多度山山麓にあり、
801年(延暦20年)の「神宮寺伽藍縁起資材帳」によると、
満願禅師が多度山南辺に小堂と神像を造ったのが始まりとされる。
この資材帳に依って三重塔を始め、
多くの伽藍が整えられたことが分かっている。
現在神社東側には多度観音堂がある。

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堂内には千手観音立像と十一面観音立像が納められ、
千手観音は像高約119cmで一木造、
様式から製作は平安時代初期と推測されるという。
十一面観音は約112cmの寄木造、
南北時代前期の制作と考えられるという。

例祭日5月5日。2010年6月24日参拝。駐車場あり。


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by sionozaki | 2010-06-28 06:52 | 三重県(164) | Comments(0)

大村神社(伊賀市)

三重県伊賀市阿保(旧名賀郡青山町阿保)は大村神社。
久居と宇陀を繋ぐ国道165号線沿いに鎮座する。
延喜式神名帳伊賀国伊賀郡の大村神社に比定される。旧県社。

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祭神 大村の神(主祭神)、武甕槌神、経津主神、天児屋命。
この他明治期に近隣の小社から17柱を合祀している。
合祀祭神は応神天皇、市杵島比売命、大山祇命、事代主神
多岐里毘売命、狭依毘売命、多岐津比売命など。
もと「大森ノ杜(大森社)」、「大森明神」と称されていた。
古代から中世にかけて当地は石清水八幡宮と
伊勢神宮の神領となっていた。
社域には宮室が築かれ、代々命や御子らが居住したという。
主祭神の大村の神は第11代垂仁天皇の皇子で、
息速別命(いきはやわけのみこと)と考えられる。
当社より西に暫く進んだ場所には息速別命墓がある。

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墓へは2010年7月に訪れた。
墓は当地または阿保に拠点を置いた古代豪族に
関わりのあるものと述べられている。

神社の旧本殿は国指定重要文化財であり、
現在は宝物殿・宝殿となっている。
境内の鐘楼は神宮寺であった禅定寺の鐘楼である。

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この梵鐘は虫喰鐘といわれ、
鐘の中に鋳込められた鏡は大和国葛城の豪家の娘の
愛用品であったという。
ある夜鐘を守る若い僧の枕元に若い娘の亡霊が現れ、
それ以降鐘乳が虫に喰われた様にぼろぼろと落ちだしたといい、
日本三大奇鐘の一つという。

例祭日は11月3日。2010年5月28日参拝。駐車場あり。

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by sionozaki | 2010-06-17 21:03 | 三重県(163) | Comments(0)

春日神社(名張市赤目町一ノ井)

三重県名張市赤目町一ノ井は春日神社。
赤目四十八滝へ向かう道より少し外れた住宅地に鎮座する。

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当社祭神記によると、
名張市安部田にある鹿高神社より分霊して祭祀したという。
1579年(天正7年)、1581年(天正9年)に起きた天正伊賀の乱の兵火により
社殿を焼失、1649年(慶安2年)に復興した。
また1651年(慶安4年)以来、20回以上社殿の建て替えを行っている。
明治4年に村社指定、
同時に一ノ井の津島社、神明社、八幡社など5社を合祀した。

例祭日不明。2010年5月29日参拝。駐車場あり。


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by sionozaki | 2010-06-17 10:22 | 三重県(164) | Comments(0)

七栗神社

三重県津市庄田町(旧久居市庄田町)は七栗神社。
国道165号「庄田西」交差点付近。
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主祭神 応神天皇。
その他猿田彦命、菅原道真、大己貴命、
須佐之男命、櫛名田姫命、倉稲魂命、迦具土之命。
創建は724年(神亀元年)。
宇佐八幡宮から勧請である。
1169年(嘉応元年)の戦乱により社殿を焼失した。
明治41年七栗地区の25の神社を合祀。
1613年と1620年の銘のある棟札は津市の指定文化財。

例祭日不明。2010年5月28日参拝。駐車可。

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by sionozaki | 2010-06-17 09:56 | 三重県(164) | Comments(0)

福成就寺

三重県名張市箕曲中村は福成就寺。
国道165号「瀬古口」交差点を南へ。箕曲神社が隣接する。
真言宗室生寺派。槙山。本尊 薬師如来。

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創建は不詳。
当寺所蔵の大般若経に「名張 中村壬生寺」の表記があることから
平安時代名張市中村にあった壬生寺と関わり深い寺院とみられ、
壬生寺の後身寺院であるとも考えられるという。
天正9年(1581年)に伽藍が焼失するまでは大寺であった。
丈六寺、無動寺、宝蔵寺と合わせ名張郡の四大寺といわれた。
境内の石造十三重塔は1293年(正応6年)の銘のあるものである。
木造黒漆厨司は高さ約21cm、国指定重要文化財。

2010年5月28日。駐車可。

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by sionozaki | 2010-06-08 00:35 | 三重県(164) | Comments(0)