カテゴリ:石川県(2)( 2 )

気多大社

石川県羽咋市寺家町は気多大社。
羽咋市内の国道249号「気多大社前」交差点を北へ。
延喜式神名帳能登国羽咋郡の気多神社に比定される。
名神大社。旧国幣大社。能登国一宮。単立。
c0182455_21285959.jpg
祭神 大己貴命。
天平宝字3年(759年)以後成立の「万葉集」に
天平20年(720年)越中守大伴家持が出挙のため能登に巡行し当社に
参拝し歌を詠んでいることが初見である。
神護景雲2年(768年)封戸二十戸と田二町を寄せられた。
斉衡2年(855年)には神宮寺が建立された。
第8代孝元天皇の御代には七尾市の宮山に鎮座し、
第10代崇人天皇の御頃に当地に遷座されたと伝える。
七尾市に気多本宮と称される能登生国玉比古神社が存在する。
祭神について天活玉命とする説がある(歴史地名大系、平凡社)。
「気多」は古く「気太」とも表記され、
折口信夫はこれを「橋桁」の意とし、海より来たる神の目印であるという。
境内社に白山神社、若宮神社、奥宮社、揚田神社、太玉神社
菅原神社、奥津島神社などがある。
大正4年国幣大社指定。
c0182455_14373745.jpg
気多大社本殿は国指定重要文化財。
神宮寺は一説に749年~757年頃の創建という。
中世後期から多くの支院が建立され、
薬師院、正覚院、地蔵院、長福院などが存在したが、
明治初年神仏分離に依り廃寺となった。
隣接の正覚院(高野山真言宗)では、
木造阿弥陀如来立像を有し国指定重要文化財。
また銅板打出十一面観音懸仏は、石川県指定重要文化財。
これはもと気多大社摂社白山社にあったものという。

例祭日は4月3日。2011年9月15日参拝。駐車場あり。


[PR]
by sionozaki | 2011-10-04 14:01 | 石川県(2) | Comments(0)

羽咋神社

石川県羽咋市川原町は羽咋神社。旧県社。
羽咋市内の国道249号「中央町北交差点」を東側に入る。
延喜式神名帳能登国羽咋郡の羽咋神社の論社。
他の論社は八幡神社(羽咋市川原町)。
c0182455_1224295.jpg
祭神 磐衝別命、磐城別王命、弟苅羽田刀弁命。また道反大神。
創建は不詳。
古代の羽咋郡に於ける氏族 羽咋君・羽咋氏に
関連する神社と考えられる。祭神磐衝別命(岩撞別命とも)は、
第11代垂仁天皇と弟苅羽田刀弁命の間の子。
その磐衝別命の子である磐城別王命が羽咋の国造とされる。
古くこの羽咋の地は未開の地であり、
治安も悪く更に滝崎の森には怪鳥が棲んでいた。
垂仁天皇はこれを改善しようと磐衝別命を向かわせた。
磐衝別命の死後 村人達が命の墓を築いたといい、
神社裏手に大塚古墳がある。
境内社に八幡社、稲荷社、魚取神社などがある。
明治5年郷社指定。明治14年県社指定。
c0182455_12574192.jpg
大塚古墳は前方後円墳で、凡そ1600年前の造立と見られる。
この磐衝別命墓のほか大谷古墳、姫古墳、稲荷古墳、痛子古墳、剣古墳、
水犬古墳の七つの古墳があり、羽咋七塚という。
能登国羽咋郡の式内社は、
相見神社、神代神社、百沼比古神社など14坐ある。

例祭日は9月24日。2011年9月15日参拝。駐車場あり。

[PR]
by sionozaki | 2011-10-02 12:58 | 石川県(2) | Comments(0)