カテゴリ:和歌山県(9)( 9 )

阿須賀神社

和歌山県新宮市阿須賀は阿須賀神社。
熊野速玉大社摂社。
読み「あすか」。背後に蓬萊山を擁する。

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祭神 熊野速玉大神、熊野夫須美大神、家津美御子大神、
加えて由緒書には事解男命。
また黄金道守神、建角身命を配祀する。
創建は第5代孝昭天皇の御代と伝える。

近隣の阿須賀遺跡は弥生時代から古墳時代の遺跡で、
居住跡や土器、土師器など多くの物が出土している。
現在は熊野速玉大社の摂社だが、
もとこの地域の神を祀る社であり、
熊野信仰の完成に従い関係のある神社と見られるようになった。
「熊野権現垂迹縁起」に依れば、熊野権現は始め九州の彦山に降臨し
その後四国、淡路そして牟婁郡の切部山に降り立った。
その後新宮の神倉山(前掲の神倉神社)に降臨し、
その61年後に阿須賀神社近くの北岩淵に遷られたという。

例祭は10月15日。2012年5月20日参拝。駐車場あり。
たいへん素晴らしい神社と思いました。


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by sionozaki | 2012-07-05 18:55 | 和歌山県(9) | Comments(0)

熊野速玉大社

和歌山県新宮市新宮は熊野速玉大社。
国道42号「速玉大社前」交差点を西へ。
延喜式神名帳紀伊国牟婁郡の熊野早玉神社に比定される。

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祭神は第一殿に熊野夫須美神、第二殿に熊野速玉神、
第三殿に家津美御子神、第四殿に天照大神。
熊野那智大社、熊野本宮大社と共に熊野三山の一つで、
「熊野新宮」ともいう。
創建は景行天皇の御代というが定かでないという。
境内は縄文時代の遺跡で、
古くから生活が営まれていたことが分かる。
1221年(承久3年)の承久の乱により、
朝廷や公卿らの庇護をなくし
御師や先達といった組織ができあがった。

夫須美神坐像、家津美御子神坐像、
国常立命坐像、熊野速玉大神坐像はいずれも木造で
平安中期から後期のものである。
また御正体、鉄斧、水瓶は和歌山県指定文化財。

例祭は10月15日(上馬渡御)、翌16日(御船祭)、
7月14日(扇立祭)。
2012年5月20日参拝。駐車場あり。

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by sionozaki | 2012-07-05 18:11 | 和歌山県(9) | Comments(0)

神倉神社

和歌山県新宮市新宮は神倉神社。
国道42号「新宮高校前」交差点を西へ。
同じ新宮市にある熊野速玉大社の摂社。
神体のゴトビキ岩と社殿。

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祭神は天照大御神、高倉下命。
「ゴトビキ」とは当地の方言であり、
「ひきがえる」のことを指すという。
岩の高さは約25m。一の鳥居のある所から岩までは
540段程の石段を登る。
石段は鎌倉時代のもので、源頼朝の寄進。
神倉山では銅鐸が出土している点が注目される。

熊野地方には花窟神社、神内神社など磐座が多いが、
当社は熊野権現が最初に降臨した地という。
明治の神仏分離以前には
岩の前に本堂が建ち、堂内に愛染明王と十一面観音、
また大黒天を安置していた(日本の神々、白水社)。
毎年2月6日に行われる御燈祭は、松明を持った上り子が
山頂から駆け下る神事で著名。

2012年5月20日参拝。駐車場あり。
たいへん素晴らしい神社だが、
石段が急なため子供や高齢者は参拝に注意が必要。


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by sionozaki | 2012-06-23 09:43 | 和歌山県(9) | Comments(0)

隅田八幡神社

和歌山県橋本市隅田町垂井は隅田八幡神社。
国道24号線「垂井」交差点付近。旧県社。
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祭神 誉田別命、足仲彦命、息長足姫命。
副祭神として丹生都比売命、瀬織津比売命。
副祭神の2柱は明治43年の合祀である。
創建は欽明天皇の詔によるもので貞観元年(859年)と伝える。
神功功后が外征の帰途荷を置いて当地に滞在したといい、
石清水八幡宮の社領となり「隅田の別宮」と称したとされる。
長治2年(1560年)松永正久秀の侵略により社殿を焼失、
慶長年間(1596年~1615年)に再建された。
神宮寺は大高能寺(高野山真言宗)。
境内社に厳島神社、天満神社、諏訪神社、春日神社、
今宮神社、武内神社、大将軍神社、稲荷神社などがある。
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隅田八幡神社人物画象鏡は国宝。
隅田八幡神社文書は和歌山県指定文化財。
隅田八幡神社経塚は和歌山県指定史跡。
隅田八幡神社の秋祭は和歌山県指定無形民俗文化財。
人物画象鏡は直径約20cm、銘文に
「癸未年八月日十大王年男弟王在意柴沙加宮時斯麻念長寿
遣開中費直穢人今州利二人等取白上同二百旱作此竟」とある。
銘文の紀年について諸説あるが西暦383年、
443年、503年のいずれかに該当するとされる。
日本最古の金石文の一つとして貴重(国宝)。
いつ頃当社蔵となったかは不明という。

例祭日は10月15日。2010年10月1日参拝。駐車場あり。
近隣に高野山真言宗の阿弥陀寺(橋本市隅田町垂井)がある。


参拝の記録
非常に素晴らしい神社。
橋本市を中心にまた神社を見に行きたい。
尚、橋本市内には阿弥陀寺という名称の寺院が複数ある。


今回の旅行の参拝経路
橿原神宮飛鳥坐神社飛鳥寺(明日香村)南法華寺・壺坂寺
丹生官省符神社ー慈尊院(九度山町)ー智足院(紀の川市)
観音寺(紀の川市別所)ー粉河寺ー粉河産土神社ー十禅律院
丹生都比売神社八幡神社(かつらぎ町下天野)ー金剛峯寺ー隅田八幡神社


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by sionozaki | 2010-11-04 00:36 | 和歌山県(9) | Comments(0)

八幡神社(かつらぎ町下天野)

和歌山県伊都郡かつらぎ町下天野は八幡神社。
国道480号線から逸れて、
丹生都比売神社に向かう和歌山県道4号線沿いにある。

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手元に参考になる資料がなく創建などは不詳。
祭神は応神天皇と推測される。

例祭日は不明。2010年10月1日参拝。駐車場なし。
近隣に高野山真言宗の延命寺(かつらぎ町下天野)がある。


参拝の記録
和歌山県道4号と和歌山県道109号が交差する場に鎮座する。


今回の旅行の参拝経路
橿原神宮飛鳥坐神社飛鳥寺(明日香村)南法華寺・壺坂寺
丹生官省符神社ー慈尊院(九度山町)ー智足院(紀の川市)
観音寺(紀の川市別所)ー粉河寺ー粉河産土神社ー十禅律院
丹生都比売神社八幡神社(かつらぎ町下天野)ー金剛峯寺ー隅田八幡神社


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by sionozaki | 2010-10-11 17:12 | 和歌山県(9) | Comments(0)

丹生都比売神社

和歌山県伊都郡かつらぎ町は丹生都比売神社。
九度山町より高野山へ至る国道370号線の途中、
和歌山県道4号へ入った天野の地に鎮座する。
延喜式神名帳紀伊国伊都郡の丹生都比女神社に比定される。
紀伊国一宮。名神大社。旧官幣大社。旧県社。
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祭神 丹生都比売神、高野御子大神、
大食都比都大神、市杵島比売大神。
創建は不詳。
古代 高野山参拝の折に当社に参拝することが通例とされていたという。
丹生都比売神は稚日女命とも称し、
天平時代に記された「丹生明神告門」では、
天照大御神の妹にあたるとされる。
稚日女命は紀の川流域の三谷に降臨し紀州や大和を廻り農耕を広め、
かつらぎ町天野の地に祀られることになったという。
高野御子大神は空海の前に黒と白の犬を連れた狩人に
化身として現れ、高野山を霊場とすることを導いたとされる。
近世は「丹生高野明神」、「天野四社明神」と称されていた。
また「天野社」、「天野大社」と呼ばれる。
中世には神社周辺に多くの堂塔が作られた。
境内社に若宮社(祭神 行勝上人)、佐波神社がある。
元寇の役では元撃退の祈祷を当社で行ったという。
明治6年県社指定。大正13年官幣大社となる。
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丹生都比女神社銀銅蛭巻太刀一口は国宝。 
丹生都比女神社本殿四殿、丹生都比女神社楼門、
丹生都比女神社本殿内宮殿四殿、丹生都比女神社木造狛犬四対、
丹生都比女神社鍍金長覆輪大刀、
丹生都比女神社金銅琵琶、丹生都比女神社法華経八巻、
丹生都比女神社待従頼宝施入状などは国指定重要文化財。

例祭日は10月16日。2010年10月1日参拝。駐車場あり。


参拝の記録
紀伊国一宮(和歌山市の日前神宮も一宮)。
かつらぎ町の山間部に鎮座する。


今回の旅行の参拝経路
橿原神宮飛鳥坐神社飛鳥寺(明日香村)南法華寺・壺坂寺
丹生官省符神社ー慈尊院(九度山町)ー智足院(紀の川市)
観音寺(紀の川市別所)ー粉河寺ー粉河産土神社ー十禅律院
丹生都比売神社八幡神社(かつらぎ町下天野)ー金剛峯寺ー隅田八幡神社


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by sionozaki | 2010-10-10 15:48 | 和歌山県(9) | Comments(0)

十禅律院

和歌山県紀の川市粉河(旧那賀郡粉河町粉河)は十禅律院。
国道24号「粉河」交差点を北へ向かう。
粉河観音宗総本山 粉河寺のすぐ北東にある。
天台宗安楽律院派。本尊は阿弥陀如来。
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正暦3年(990年)石崇上人により創建と伝える。
創建時は粉河寺の塔頭であったが
寛政12年(1800年)徳川治宝に依り天台宗安楽律院派に改宗した。
十禅律院本堂、庫裡、護摩堂、塗上門四棟は和歌山県指定文化財。
十禅律院庭園は紀の川市指定庭園。

2010年9月30日参拝。粉河寺の駐車場に駐車。
少し離れて岸本神社がある。

参拝の記録
粉河寺と同一境内にある。
天台宗安楽律院派という宗派は現存しているのか分からない。
殆ど行ったことのない和歌山の寺院として心に残っています。

今回の旅行の参拝経路
橿原神宮飛鳥坐神社飛鳥寺(明日香村)南法華寺・壺坂寺
丹生官省符神社ー慈尊院(九度山町)ー智足院(紀の川市)
観音寺(紀の川市別所)ー粉河寺ー粉河産土神社ー十禅律院
丹生都比売神社八幡神社(かつらぎ町下天野)ー金剛峯寺ー隅田八幡神社


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by sionozaki | 2010-10-10 11:22 | 和歌山県(9) | Comments(0)

観音寺(紀の川市別所)

和歌山県紀の川市別所(旧那賀郡粉河町別所)は観音寺。
国道24号より北側の紀の川市別所地区にある。
真言宗山階派。如意山。蓮華院。本尊は如意輪観音。
同名寺院に観音寺(昭島市)、観音寺(筑北村)、
観音寺(松本市)、観音寺(名古屋市中川区)、
観音寺(春日井市)、観音寺(長浜市高月町雨森)、
観音寺(能勢町)、観音寺(紀の川市東三谷)、
観音寺(紀の川市桃山町調月)などがある。

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延喜21年(921年)念仏上人により創建と伝える。
天正13年(天承13年)豊臣秀吉の根来寺焼き討ちと同時に
当寺も本尊以外の伽藍などを焼失した。
元和年間(1615年~1624年)薩摩国(現在の鹿児島県)の
沙門道誉が当地を訪れ再建された。
その後 藩主の祈願寺となり隆盛を極めた。
末寺に同宗の帝釈寺がある。鐘楼。
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現在の本堂は寛永3年(1626年)の建立、
庫裡は寛永21(1644年)の建立である。
また天保年間(1831年~1845年)建立の三重塔があったが
昭和36年天災により倒壊した。

2010年9月30日参拝。駐車場あり。
近隣に真言宗山階派の帝釈寺、真言宗系の善來寺がある。

参拝の記録
偶然参拝した寺院だが延喜21年(921年)創建と伝える古寺。
紀の川市内には複数の観音寺という名称の寺院がある。


今回の旅行の参拝経路
橿原神宮飛鳥坐神社飛鳥寺(明日香村)南法華寺・壺坂寺
丹生官省符神社ー慈尊院(九度山町)ー智足院(紀の川市)
観音寺(紀の川市別所)ー粉河寺ー粉河産土神社ー十禅律院
丹生都比売神社八幡神社(かつらぎ町下天野)ー金剛峯寺ー隅田八幡神社


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by sionozaki | 2010-10-10 10:35 | 和歌山県(9) | Comments(0)

智足院(紀の川市)

和歌山県紀の川市南勢田(旧那賀郡粉河町南勢田)は智足院。
国道24号「烏子川橋東詰」交差点を北へ向かう。
真言宗山階派。一堂である。
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手元に参考になる資料がなく創建や由緒は不詳である。
分かり次第更新します。

2010年9月30日参拝。駐車場は不明。
近隣に海神社(紀の川市南勢田)がある。

参拝の記録
2010年の参拝時 近くに住む方と様々な話をしたことを良く覚えている。
智足院という寺院で間違いないが、一堂しかない。

今回の旅行の参拝経路
橿原神宮飛鳥坐神社飛鳥寺(明日香村)南法華寺・壺坂寺
丹生官省符神社ー慈尊院(九度山町)ー智足院(紀の川市)
観音寺(紀の川市別所)ー粉河寺ー粉河産土神社ー十禅律院
丹生都比売神社八幡神社(かつらぎ町下天野)ー金剛峯寺ー隅田八幡神社


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by sionozaki | 2010-10-10 10:20 | 和歌山県(9) | Comments(0)