カテゴリ:奈良県(40)( 40 )

飛鳥坐神社

奈良県明日香村は飛鳥坐神社。読み「あすかにいます」。
国道214号「雷」の南東。飛鳥寺の概ね東側に鎮座。
延喜式神名帳大和国高市郡の飛鳥坐神社に比定される。
また境内社の飛鳥山口坐神社は、
延喜式神名帳大和国高市郡の飛鳥山口坐神社に比定される。
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祭神 事代主神、高皇産霊命、飛鳥三日比売命、大物主命。
延喜式神名帳には「飛鳥坐神社四坐」とある。
創建は不詳。
飛鳥三日比売命は賀夜奈流美命と同神という。
賀夜奈流美命は「延喜式」と「類聚三代格」では賀屋鳴比女命と表記されるが、
記紀に記述のない性格不明の神という。
720年(養老4年)成立の「日本書紀」朱鳥元年(686年)7月条に
「幣を紀伊国に居す国懸神・飛鳥四社・住吉大神に奉りたまふ」とある。
この飛鳥四社は当社に比定される。
鎌倉時代に成立の「日本紀略」に
当社がもと甘南備山に鎮座していたことが書かれる。
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都が平城に移ると神社衰退するが、
当社が天照大御神の旧地とする信仰も起き、元伊勢として信仰された。
境内社に飛鳥山口坐神社、八幡神社、稲荷社などがある。
もとは80社程の末社があったが火災などにより焼失した。
また境内に陰陽石がある。
当社の社家は代々飛鳥氏が勤める。

例祭日は2月第一日曜日。2010年9月29日参拝。駐車場なし。
延喜式神名帳大和国高市郡の加夜奈留美命神社は、当社と関係がある。


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by sionozaki | 2010-10-24 10:05 | 奈良県(40) | Comments(0)

橿原神宮

奈良県橿原市久米町は橿原神宮。
国道169号「丈六」交差点の北西。
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祭神 神武天皇、媛蹈韛五十鈴皇后。
創建は1890年(明治23年)。
初代神武天皇は宮崎日向の地で天孫降臨、
この畝傍山の東南の橿原の場に皇居を営んだ。
社殿は京都御所の拝殿などを移築したもので本殿は国重要文化財。
昭和15年拡張工事が行われ、内拝殿・外拝殿・廻廊などが遷宮された。

例祭日は2月11日(紀元祭)、10月3日(秋季例祭)がある。
2010年9月29日参拝。駐車場あり(有料)。
近隣に久米寺(橿原市)、久米御縣神社がある。


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by sionozaki | 2010-10-24 09:55 | 奈良県(40) | Comments(0)

南法華寺・壷阪寺

奈良県高市郡高取町壺阪は南法華寺。通称 壺阪寺。
国道169号「清水谷」交差点を東へ向かう。
真言宗系単立。壺阪山。本尊 十一面千手観音。
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創建は703年(大宝3年)。
元興寺の僧である弁基が愛用の壷を坂の上の庵に納め感得したことに始まる。
弁基はその後還俗し春日倉老と呼ばれた。
壺阪寺礼堂、壺阪寺三重塔、
鳳凰文磚、絹本著色一字金輪曼荼羅は国指定重要文化財。
ほか白鳳期の観音菩薩像、平安期の如来坐像、
文殊菩薩像、地蔵菩薩像など多くの仏像を有する。

2010年9月29日参拝。駐車場あり。拝観料は有料。
近隣に高生神社などがある。


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by sionozaki | 2010-10-06 11:55 | 奈良県(40) | Comments(0)

春日神社(奈良市都祁)

奈良県奈良市針町(旧山辺郡都祁村針)は春日神社。
国道25号「針インター北」交差点を西へ。針郵便局の近く。
真言宗豊山派の観音寺(奈良市針町)が隣接する。
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祭神は天児屋命。
創建は延暦年間(792年~806年)と伝える。
古く針地域一帯は春日大社の荘園であった。
1578年(天正6年)の銘のある春日型燈籠がある。
神宮寺も存在したが現在は廃寺となっている。

例祭日不明。2010年8月16日参拝。駐車場なし。
近隣に御霊神社(奈良市針町)がある。

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by sionozaki | 2010-08-28 15:04 | 奈良県(40) | Comments(0)

大野寺(宇陀市)

奈良県宇陀市室生大野(旧宇陀郡室生村大野)は大野寺。
宇陀市内の国道165号「室生寺入口」交差点付近を北へ向かう。
真言宗室生寺派。楊柳山。本尊 弥勒菩薩。
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寺伝では681年(白鳳9年)役小角の開創と伝える。
824年(天長元年)空海により慈尊院弥勒寺と称された。
興福寺と関連が深いともいわれる。
明治33年大火があり伽藍を焼失した。
寺の前を流れる川の対岸に弥勒磨崖仏がある。
総高13.8mで国指定特別史跡。
奈良時代初め興福寺の僧雅縁が発願し、
1207年(承元元年)に宋の石匠が彫刻したものという。

2010年8月16日参拝。駐車場あり。拝観料あり。
近隣の室生口大野駅付近に海神社(宇陀市)がある。


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by sionozaki | 2010-08-27 23:19 | 奈良県(40) | Comments(0)

八咫烏神社

奈良県宇陀市榛原高塚(旧宇陀郡榛原町高塚)は八咫烏神社。
国道370号「野依」交差点を東へ向かう。神社前に芳野川が流れる。
延喜式神名帳大和国宇陀郡の八咫烏神社に比定される。
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祭神 武角身命。
創建は705年(慶雲2年)。
797年(延暦16年)成立の「続日本紀」慶雲2年(705年)9月条に
大和国宇多郡に祭祀したことが記されている。
中世は廃退し毎年社参を送っていた京都市の下鴨神社に
願い出て例祭も中止するに至っていた。
文政年間(1818年~1830年)石造神殿から
現在の春日造の拝殿となったという。
大正3年近隣の神社を合祀、
近年になって社殿の整備や社格昇進が行われた。

例祭日は11月3日。2010年7月29日参拝。駐車場あり。
近隣にもと真言宗の蓮昇寺(黄檗宗)がある。


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by sionozaki | 2010-08-01 01:44 | 奈良県(40) | Comments(0)

神波多神社

奈良県山辺郡山添村長峰山は神波多神社。読み「かんはた」。
名阪国道でない国道25号沿いに鎮座する。
延喜式神名帳大和国添上郡の神波多神社に比定される。
また延喜式の臨時祭の巻に書かれる
「大和与伊賀境」に祀られた神社に比定される。旧県社。
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祭神 素盞鳴命、春日大神、櫛稲田姫命。
創建は不詳。
「延喜式」の臨時祭に畿内十ヶ所に祀った疫神のうちの
「大和与伊賀境」に祀られた疫神は当社に比定される。
天正9年(1581年)織田信長の伊賀攻めの際に
縁起に関わる多くの書物を失った。
本殿周辺から平安期のものと推測される銅鏡が出土した。
神宮寺は同じ敷地内にある善明院(真言宗豊山派)。
境内社に稲荷社、津島社などがある。大正15年県社指定。
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神波多神社本殿は奈良県指定重要文化財。
本殿は五間社流造、桧皮葺。正面屋根中央に千鳥破風がある。
本殿の造立年を示す棟札はないが、数多くの棟札が残されている。
1312年(正和元年)の銘がある石灯篭は山添村指定文化財。
2010年の参拝当時 神宮寺善明院の住職罷免の掲示があった。

例祭日は10月15日。2010年5月29日参拝。駐車場あり。
とても思い出のある神社、また参拝したい。


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by sionozaki | 2010-07-10 00:19 | 奈良県(40) | Comments(0)

宇陀水別神社(宇陀市榛原下井足)

奈良県宇陀市榛原下井足(旧宇陀郡榛原町下井足)は宇陀水別神社。
宇陀市役所の南側。榛生昇陽高校の近く。
鎮座する山を舟形山または水分山という。
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祭神 天水分神、国水分神、天児屋命、誉田別命。
末社に石神神社、稲荷神社、金比羅神社がある。
「水分神」は水の配分に関わる神のことで、
奈良県に於いては吉野水分神社、都祁水分神社など多数ある。
神宮寺に田山寺があった。

例祭は10月21日。2010年5月29日参拝。駐車場なし。
周辺に八咫烏神社、宇陀水別神社(宇陀市古市場)がある。


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by sionozaki | 2010-07-09 06:14 | 奈良県(40) | Comments(0)

室生龍穴神社

奈良県宇陀市室生区室生(旧宇陀郡室生村室生)は室生龍穴神社。
延喜式神名帳大和国宇陀郡の室生龍穴神社に比定される。
室生寺は当社の神宮寺である。
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祭神 高龗神。
また天児屋命、埴山姫命、大山祇命、水波能売命を配祀する。
901年(延喜元年)完成の「日本三代実録」貞観9年の条に
正五位下の神階の記述がある。
神社奥の山中には龍穴という岩屋があり、
雨乞い等の神事が行われてきた。
本殿は持たずこの龍穴を御神体としている。
中世の武士赤埴(あかばね)氏関連の文書によると、
当社は須世理姫命が岩穴に籠った旧跡であることが記され、
古来は須世理姫命を祀っていた考えられるという(歴史地名大系、平凡社)。
須世理姫命は古来宇陀市榛原町赤埴の白岩神社に祀られ、
室生寺の創建に当たって遷座させたものと考えられるという。

例祭日は10月15日。2010年5月29日参拝。駐車可。

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by sionozaki | 2010-06-26 12:13 | 奈良県(40) | Comments(0)

室生寺

奈良県宇陀市室生(旧宇陀郡室生村室生)は室生寺。
宇陀市内の国道165号「室生寺入口」交差点付近を北へ向かう。
真言宗室生寺派大本山。宀一山、本尊 釈迦如来。

室生龍穴神社
の神宮寺である。
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創建は680年(天武天皇9年)で開創は役行者と伝える。
桓武天皇の病気平癒のために創建された。
諸堂の造営には興福寺の僧であった修円が担った。
1964年まで真言宗豊山派に属したが独立した。

室生寺五重塔、本堂、金堂、木造釈迦如来立像、
木造釈迦如来坐像、木造十一面観音立像、
板絵著色伝帝釈天曼荼羅図は国宝。
五重塔(国宝)は高さ16.18m、
平安時代初期の建立で国内の塔では最も小さい。
塔最上部の相輪には水煙ではなく宝瓶を冠し珍しい例である。
木造釈迦如来立像、木造釈迦如来坐像、木造十一面観音立像は
すべて平安初期の造立である。
室生寺弥勒堂、御影堂、納経塔、木造文殊菩薩立像、
木造地蔵坐像立像などは国指定重要文化財。
室生山暖地性シダ群落は国指定天然記念物。

2010年5月29日参拝。駐車場あり(有料)。拝観料あり。


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by sionozaki | 2010-06-21 12:15 | 奈良県(40) | Comments(0)