白毫寺(丹波市)

兵庫県丹波市白毫寺(旧氷上郡市島町白毫寺)は白毫寺。
国道175号「東勅使」交差点を西へ向かう。
天台宗。五大山。本尊 薬師如来。
同名寺院に白毫寺(奈良市)がある。
c0182455_10241591.jpg
この地域の名刹で創建は慶雲2年(705年)と伝える。
寺伝によれば開基は法道と伝える。
天台座主円仁が当地に訪れ、
唐の五台山に似ていることから山号を五大山と命名、
薬師如来像が眉間白毫で光を放っていたことから
白毫寺と命名したという。
鎌倉時代には50程度の塔頭を備える大寺院であった。
天正6年(1578年)明智光秀の丹波攻めにより被害を受け、
天正12年(1584年)宥真が再興した。
境内に貞治4年(1365年)と至徳元年(1384年)の銘がある
宝篋印塔がある。
ほか長享2年(1488年)の銘のある鰐口を有する。
白毫寺太鼓橋は技法から江戸時代中期のものとみられるといい、
長さ約5m、幅約2mものである。
寺院に木造の橋がある例は
安曇野市の満願寺(真言宗豊山派)などがあるが太鼓橋は非常に珍しい。
c0182455_10300991.jpg
貞治4年(1365年)の銘のある宝篋印塔と
円仁が唐より持ち帰った五種鈴は兵庫県指定文化財。

白毫寺太鼓橋は丹波市指定文化財。

兵庫県にはインドの僧 法道仙人・法道が創建と伝える寺院が多い。
三木市の伽耶院(本山修験宗)、教海寺(真言宗大覚寺派)、
加東市の朝光寺(高野山真言宗)、光明寺(高野山真言宗)、
加西市の一乗寺(天台宗)、
朝来市の鷲原寺(高野山真言宗)、
多可町の圓満寺(高野山真言宗)、
神河町の法楽寺(高野山真言宗)、
西脇市の西林寺(高野山真言宗)、
篠山市の大乗寺(高野山真言宗)、和田寺(天台宗)、
大国寺(天台宗)、龍蔵寺(天台宗)、高蔵寺(天台宗)、
文保寺(天台宗)、高仙寺(天台宗)、
丹波市の岩戸寺(高野山真言宗)などがそれである。

2016年10月13日参拝。駐車場あり。
近隣に八幡神社(丹波市市島町百毫寺)、
三輪神社(丹波市市島町与戸)などがある。


[PR]
by sionozaki | 2017-03-10 21:54 | 兵庫県(59) | Comments(0)
<< 歌道寺 賀茂神社(福知山市猪崎) >>