佛南寺

京都府綾部市里町向屋敷は佛南寺。
京都府道77号「里」交差点付近。
里宮高倉神社のすぐ近くにある。「仏南寺」とも表記される。
臨済宗妙心寺派。阿日山。本尊 釈迦如来。
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もと真言宗に属し、この地域最古級の古寺である。
延喜元年(901年)成立の「日本三代実録」貞観5年(863年)
六月三日の條に「以丹波国何鹿郡為真言院即付国司検校」とあり、
真言院という官寺であったことが分かる。
創建は不詳。
室町時代末期には荒廃し万治年間(1658年~1661年)に
宗讃禅師が再興し臨済宗に改宗した。
平成9年里町向屋敷の善住寺が廃寺となり、
善住寺の伽藍を当寺に移築した。

観音堂は綾部西国観音霊場の第七番札所。

佛南寺大日如来坐像と佛南寺虚空蔵菩薩立像は
綾部市指定文化財。
大日如来坐像は高さ約117cm、
虚空蔵菩薩立像は高さ約165cm、
時期はともに平安時代後期と考えられている。

2016年10月12日参拝。駐車場あり。
近隣に御手槻神社、浄泉寺、少し離れて氏政神社などがある。
御手槻神社は延喜式神名帳丹波国何鹿郡の御手槻神社に比定され、
浄泉寺は御手槻神社の神宮寺である。
曹洞宗寺院だが、もと真言宗の古寺である。


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by sionozaki | 2017-03-07 10:43 | 京都府(27) | Comments(0)
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