宇都宮神社(小牧市)

愛知県小牧市小木は宇都宮神社。
国道41号「花塚橋南」交差点を西へ向かう。
尾張国神名帳の「従三位菅生天神」に比定される。
同名社に宇都宮神社(小千谷市)、宇都宮神社(佐野市)、
宇都宮神社(玉東町)、宇都宮神社(佐世保市)などがある。
ほか新温泉町に宇都野神社がある。
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祭神 大名持命、天照大御神、少彦名命。
創建は第15代応神天皇の頃と伝え、社殿は宇都宮古墳の上に建つ。
もとは現在地より西へ1kmの地に鎮座していた。
1398年(応永5年)福井県の劔神社(越前町織田)神官の織田常昌が当地に居住、
下野国(現 栃木県)宇都宮の神を勧請したという。
天正年間(1573年~1593年)社殿を焼失。
境内社に織田神社、小木神社、八幡社、熊野社、十二社(十二柱社)、
白山社、日吉社、大山祇者、津嶋社、金比羅社、秋葉社、
金刀比羅社、御鍬社、庚申社、稲荷社、稲荷社がある。
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社殿は宇都宮古墳上にあり、
明治期社殿の再建の際に三角縁獣文帯三神三獣鏡が出土した。
仿製鏡で状態は極めて良好なもの、愛知県指定有形文化財。
この鏡は岐阜県可児市の長塚古墳と佐賀県唐津市の谷口古墳出土の鏡と
同じ鋳型のもので注目される。
宇都宮古墳は前方後方墳で全長57m、愛知県指定史跡。
周辺に浄音寺古墳、甲屋敷古墳があり、
宇都宮古墳とともに小木古墳群を形成する。
小木古墳群はいずれも3世紀末から4世紀のものと考えられる。
ほか古天王古墳もあったが消滅した。
宇都宮古墳出土の三角縁獣文帯三神三獣鏡。
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甲屋敷古墳出土の三角縁三神三獣鏡は小牧市指定文化財。
古天王古墳からも銅鏡が出土したが戦火で焼失している。

例祭日は10月第二日曜日。2016年9月7日参拝。駐車可。
周辺には社寺が多く浄音寺古墳の由来となった浄音寺(浄土宗)、
同宗の薬王寺、曹洞宗の世尊寺、日蓮宗の真通寺、
日蓮正宗の妙経寺があり一部参拝しましたが、
神社中心にするため遠方の寺院と大寺院以外は掲載しません。

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by sionozaki | 2016-10-01 10:00 | 愛知県(294) | Comments(0)
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