和志取神社(岡崎市)

愛知県岡崎市西本郷町御立は和志取神社。旧県社。
国道1号「暮戸町」交差点を南へ、その先「東本郷」交差点の西側。
延喜式神名帳三河国碧海郡の和志取神社の論社。
他の論社は和志取神社(安城市)。
ほか豊田市に鷲取神社がある。
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祭神 五十狭城入彦命。
五十狭城入彦命は木入彦命とも称し景行天皇の皇子。
五十狭城入彦皇子に同じ。母は美濃国の八坂入媛命。
創建不詳。
古く五十狭城入彦命は勅命によりこの地に居住、
当地を平定したと伝える。
当地付近には西本郷古墳群が広がり、
うち最大のものは前方後円墳で五十狭城入彦命の陵墓である。
近世は「瀬部明神」、「本郷大明神」と称していた。
文政13年(1830年)神祇伯より正一位の神階を授けられ、
正一位本郷大明神の額を賜った。
境内社に御鍬社、稲荷社、神宮社、社口社がある。
大正5年郷社指定。昭和21年県社指定。
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隣接の大日堂では当社の本地仏である木造金剛界大日如来坐像、
木造聖観世音菩薩立像を有する。
ともに岡崎市指定文化財。
明治21年すぐ近くの蓮華寺(曹洞宗)で和志取神像が発見された、
延喜年間(901年~923年)作であるという。

豊田市の鷲取神社の鎮座地は御立町というが、
当社の鎮座地も岡崎市西本郷町御立という。
兵庫県尼崎市の式内社 伊佐具神社は五十狭城入彦命を祀り、
長野県松本市の式内社 沙田神社も
五十狭城入彦命を祀るという説がある。
前述の蓮華寺は松本市深志の全久院(曹洞宗)のもと末寺であり、
生まれの松本と岡崎・安城と深い関わりがあり
個人的にたいへん悦しく思っています。

例祭日は10月2日。
古くから例祭、春季大祭、新嘗祭、祈年祭の四度の大祭を行っている。
2016年8月1日参拝。駐車可。
たいへん素晴らしい神社でした。
五十狭城入彦命墓と蓮華寺(岡崎市)にはまた年内に行く計画です。


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by sionozaki | 2016-09-11 11:14 | 愛知県(300) | Comments(0)
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