海津天神社

滋賀県高島市マキノ町海津(旧高島郡マキノ町海津)は海津天満宮。
国道161号「海津」交差点の南、国道に沿っている。
背後の山の名を山崎山という。この地域の名社。旧郷社。
延喜式神名帳近江国高島郡の大田神社、大前神社、小野神社の論社。
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境内に十棟の社殿があるが、拝殿の背後に主な5社が建つ。
北から恵比寿社、大鍬社、本社(天神社)、小野社、貴船社である。
現在の主祭神は菅原道真。
菅原道真を祀る天神社の勧請・創建は1191年(建久2年)だが、
境内社の小野社が延喜式神名帳近江国高島郡の小野神社の論社、
本殿に合祀の大田神社が延喜式神名帳近江国高島郡の大田神社の論社、
境内社の大前神社が延喜式神名帳近江国高島郡の大前神社の論社となっており、
創始は1191年(建久2年)以前に遡る。
小野社は祭神 天押帯日子命。
他の論社は朽木大野(旧朽木村)の市杵島神社境内社の小野神社である。
大田神社は詳細が良く分からないが論社という。
他の倫社は大田神社(高島市新旭町太田)、太田神社(高島市安曇川町青柳)。
大前神社は本殿に合祀といい、
境内に大前神社遥拝所がある。
ほか161号「海津」交差点を東に進んだ海津大崎が旧地となっている。
大崎には古刹 大崎寺(真言宗智山派)がある。
その他の境内社に稲荷神社、金刀比羅神社、愛宕神社、国狭槌神社などがある。

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天正13年豊臣秀吉より7石、天正14年同じく5石を寄進され、
慶安元年徳川家光より御朱印十石を賜った。
明治14年郷社指定。
明治24年内務省より古社保存資金を下付。
大正4年神饌幣帛料供進神社指定。

国指定重要文化財の紙本墨書法華経と、
滋賀県指定重要文化財の板絵著色絵馬一対を有する。
紙本墨書法華経は平安時代末期から鎌倉時代初期のもので、
墨書の一部に1325年(正中2年)相阿が、
当社に法華経を納めたことが記される。
板絵著色絵馬一対は狩野山楽(1559年~1635年)の作である。

例祭日は4月21日。
海津祭りといい稚児行列などがある。
2016年6月3日参拝。駐車場あり。
近隣に真言宗智山派の宝幢院と宗正寺がある、
参拝しなかったことが悔やまれる。


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by sionozaki | 2016-07-27 20:49 | 滋賀県(127) | Comments(0)
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