星宮神社(郡上市)

岐阜県郡上市美並町高砂(旧郡上郡美並村高砂)は星宮神社。
国道156号「下田北」交差点を北へ、粥川の上流に鎮座する。
美濃国神名帳の「正六位上雄角明神」に比定される。
同名社に星宮神社(豊田市)、星之宮神社(関市西田原)などがある。
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平凡社の歴史地名大系には祭神 不詳、神体は虚空蔵菩薩とあり、
岐阜県神社庁のページには明星天津神、雄角明神とある。
もと明神屋敷という場に鎮座していた。
現在地への遷座の時期は不明という。
もと「粥川社」、「星宮明神虚空蔵」と称していた。
神宮寺は粥川寺で、粥川寺は昭和59年現在地の星宮神社の隣に移転された。

天暦年間(947年~957年)西の岳に妖鬼が棲み人々を苦しめたと伝え、
報告を受けた村上天皇は藤原高光を遣わせた。
しかし容易には妖鬼を退治できず
当社に弓を納め、矢を池に沈めたという。
矢を沈めた場は神明神社前の矢納ヶ渕という渕である。
藤原高光は妖鬼退治の際に道に迷ったが、
その際鰻の道案内により辿りついたといい、
この地域の住民は今日も鰻を食べないという。
この「粥川ウナギ棲息地」は国指定天然記念物。
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紙本墨書大般若経巻百十三巻残巻は
天暦7年(953年)の銘があるもので国指定重要文化財。
紙本墨書大般若経巻は鎌倉時代のもので、岐阜県指定重要文化財。
ほか鎌倉時代の木造虚空蔵菩薩坐像、
平安時代の薬師如来像、観音菩薩像を有する。

例祭日は4月12日。2016年5月参拝。駐車場あり。
すぐ近くに神明神社(郡上市高砂)がある。


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by sionozaki | 2016-07-09 19:27 | 岐阜県(167) | Comments(0)
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