阿部神社(大町市)

長野県大町市平は安部神社。読み「あべ」。
国道148号「木崎湖入口」交差点を木崎湖湖畔に向かう。
仁科神社(大町市平)に隣接して鎮座する。
同名社に阿部神社(伊賀市)などがある。
c0182455_17284234.jpg
祭神 安倍貞任(あべさだとう)、安倍宗任(あべむねとう)。
氏名の安倍の字は安倍で正しいが、社名は阿部である。
二人は兄弟であり、共に平安時代の武将であるが、
近年社名の「あべ」は桜井市に拠点を置いた安倍氏と見る向きがある。
この安部氏は孝元天皇の皇子で、
大彦命を祖とするという(日本の神々、白水社)。
歴史地名大系(平凡社)でも従来の安倍貞任・宗任説とともに
大和の安倍氏説を載せている。
大和の安倍氏は征夷軍とし北陸へ出向き、
糸魚川から千国道を南下 大町に辿り着いたと見られる。
c0182455_2151766.jpg
国道沿い・大糸線海ノ口駅近くに阿部渡(あべっと)という地名が残るが、
これも大和の安倍氏に由来する(歴史地名大系、平凡社)。
当社には鳥居がないが、これは森城が落城した際
生き逃れようと逃げる阿部五郎丸貞高を鶏が追いかけてしまい
捕えられたことから、以来「とり」の語を忌んでのことである。
松本市島内の武宮神社にも同じような話がある。

例祭日は不明。2013年5月参拝。駐車可。
神社からは木崎湖の眺めが良くとても静かな場です。


[PR]
by sionozaki | 2013-05-22 22:52 | 長野県(87) | Comments(0)
<< 神明社(白馬村) 仁科神社(大町市平) >>