長柄神社(御所市)

奈良県御所市名柄は長柄神社。読み「ながら」。
国道309号「豊田」交差点を南に向かう。
延喜式神名帳大和国葛上郡の長柄神社に比定される。社号標。
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祭神 下照姫命。創建は不詳。
「日本書紀」天武天皇9年(705年)9月9日の条に
「朝嬬に幸す。因りて大山位より以下の馬を長柄杜に看す」とあり、
この長柄杜が当社に比定される。馬は流鏑馬のこととされる。
祭神については諸説あり、
八重事代主命という説がある(特選神名牒)。
俗に「姫之宮」、「姫の宮」と称された。
「長柄」の語源は「長江」に由来しているという。
長江は山(葛城山)の緩やかで長い丘陵を示す語である(境内由緒書)。

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長柄神社本殿は奈良県指定重要文化財。
本殿は一間社春日造、桧皮葺の本殿は県の重要文化財。
建立年は明らかでないが、正和元年(1312年)の棟札を有する。
当社の手水舎は市内にあった朝原寺より移築されたものである。
朝原寺は廃寺。龍正寺(御所市)でも朝原寺の建造物を有する。
大和国葛上郡の式内社は鴨都波神社、葛木御歳神社、
葛城一言主神社、多太神社、当社、巨勢山口神社、葛城水分神社、
鴨山口神社、高天彦神社、駒形大重神社、大穴持神社、
大倉姫神社、高鴨神社の以上17坐である。

例祭日は10月15日。2013年2月21日参拝。神社前の長柄公民館に駐車可。
すぐ近くに浄土宗の龍正寺、日蓮宗の本久寺があり、
少し離れて式内社 多太神社、吐田(はんだ)神社がある。


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by sionozaki | 2013-03-30 10:19 | 奈良県(40) | Comments(0)
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