畝尾都多本神社

奈良県橿原市木之本町は畝尾都多本神社。
国道165号「出合」信号機を南へ。奈良文化財研究所の隣。
延喜式神名帳の大和国十市郡鎮座の畝尾都多本神社に比定される。
読み「うねおつたもと」。
神社の森を泣沢の森・啼沢の森(なきさわのもり)、
又は泣沢女の森・啼沢の森(なきさわめのもり)という。
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祭神 泣沢女神・啼沢女神。
泣沢女神・啼沢女神は名の通り泣く・啼く女の神である。
創建は不詳。
泣沢女神・啼沢女神は和銅5年(712年)編纂の「古事記」に
伊邪那美命が亡くなり伊邪那岐命が泣き、
その涙から生まれた女神であると記される。
天平宝字3年(759年)前後成立の「万葉集」に
「哭澤の 神社に神酒据え 祈れども 我が大君は 高日知らしぬ」とあり、
哭澤の神社(もり)は当社に比定される。
この檜隈女王の歌である。
境内社に八幡神社、稲荷神社、厳島神社がある。
「出合」信号機から南下する道の側が神社入り口であり、
自然に参拝すると末社の八幡社が正面の社殿となる。
本殿はそうでない側の社殿であり本殿はなく、拝殿背後には井戸がある。
鳥取市の中臣崇健神社でも井戸を神体とする。

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大和国十市郡の式内社は多坐彌志理都比古神社、
竹田神社、小部神社、小杜神社、屋就神命神社など19坐ある。

例祭日は9月後半。2012年2月21日参拝。駐車場なし。

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by sionozaki | 2013-03-28 22:23 | 奈良県(40) | Comments(0)
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