鏡作坐天照御魂神社

奈良県磯城郡田原本町八尾は鏡作坐天照御魂神社。
国道24号「小阪」交差点付近。
延喜式神名帳大和国城下郡の鏡作坐天照御魂神社に比定される。
読み「かがみつくりにますあまてるみたま」。
日本三代実録に記述がある国史見在社。旧県社。
c0182455_17573645.jpg
祭神 天照国照彦天火明命、石凝姥命、天糠戸命。
第10代崇神天皇の御代 皇居内に八咫鏡を祀ることは畏れ多いとし
八咫鏡を他の場所に遷し祀ったが、
この時石凝姥命の子孫の鏡作部が別の鏡を作ったという。
この時の神鏡を天照国照彦天火明命と称し奉斎した。
創建は不詳だが、720年(天平2年)「大倭国正税帳」に当社の神封の記録が残る。
当社は鏡を作る職業集団 鏡作部の神社である。
鏡作部は古来この地に居住、その祖石凝姥命をお祀りした。
周辺に鏡作摩気神社、鏡作伊多神社など鏡作部に関する
神社が鎮座し、いずれも式内社である。
天糠戸命(あめのあらとのみこと)も鏡作部に関する祭神である。
901年(延喜元年)完成の「日本三代実録」に
貞観元年(859年)正月27日従五位下から従五位上への神階の記述がある。
境内社に猿田彦神社、住吉神社、市杵嶋神社などがある。
ほか境内に造鏡師が鏡を洗ったと伝える鏡池がある。
昭和11年県社指定。
c0182455_18393694.jpg
神宝 三角縁神獣鏡は、
その状態から古墳から出土したものと考えられるが、
この鏡と似たものが愛知県犬山市 東の宮古墳より出土し関連が指摘される。
大和国城下郡の式内社は村屋坐弥都比売神社、池坐朝霧黄幡比売神社、
当社・鏡作神社、千代神社、岐多志太神社、倭恩智神社、
比売久波神社、服部神社、富都神社、糸井神社、村屋神社、
鏡作伊多神社、鏡作麻気神社、久須須美神社の以上17坐である。

例祭日は10月10日、11日。2013年2月21日参拝。駐車場あり。
2013年(平成25年)参拝した神社の中では
安倍神社(大町市)、関山神社、菟足神社、細江神社、
油日神社、住吉大社、山津照神社、籠神社とともにたいへん素晴らしい神社でした。

[PR]
by sionozaki | 2013-03-25 17:58 | 奈良県(40) | Comments(0)
<< 小杜神社 千万院(田原本町) >>