沙沙貴神社

滋賀県近江八幡市常楽寺(旧蒲生郡安土町常楽寺)は沙沙貴神社。
読みは「ささき」。佐々木姓発祥の地。延喜式神名帳近江国155坐のうちの一坐。
国道8号を名古屋・関が原方面から大津方面に向かうと
五個荘町の西端「神崎中央病院」を過ぎて近江八幡市に入る。
すると「老蘇」集落。ここには老蘇ノ森と式内社奥石神社がある。
そして「西生来町」信号機を右折、安土駅方面(北)へ行くと当社。神楽殿。
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祭神は大彦命、少名彦名命、宇多天皇、仁徳天皇・敦実(あつみ)親王。
「ささき」の名は古代この地を治めていた豪族「狭狭城山君」に
依っているという見方が現在では有力である(日本の神々、白水社)。
他にも佐々貴や佐々木などの表記があった。
古く佐々木宮と呼ばれ、江戸時代には四所明神とも呼ばれた(歴史地名大系、平凡社)。
祭神の宇多天皇は佐々木氏の祖先にあたり、
大彦命は古代この地を治めた狭狭城山君の祖先にあたるという。
狭狭城山君は佐々貴山公ともいわれる。拝殿と本殿。
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滋賀県の神社はこのように本殿が塀に囲われている神社が多い。
長浜の意冨布良神社や米原の筑摩神社、それから次に参拝した苗村神社もそうだった。
拝殿、本殿また権殿・東西廻廊はいずれも江戸時代後期のもので、
県の文化財の指定を受けている。
楼門も平安・鎌倉時代の様式を遺しつつ江戸時代に再建されたもの。
権殿は本殿の西側にあり、東座に乃木希典命、乃木静子命、
中央座に置目姫命(おきめひめのみこと)、源雅信、源秀義、源氏頼、
西座に蒲生郡における戦没者を祀る。
佐々木秀義の子 佐々木高綱は平安・鎌倉期の武将であるが、
その墓は長野県松本市島立付近にあり、付近に乃木神社もある。

例祭は4月5日。久しぶりに素晴らしい神社に参拝できました。
駐車場あり。2012年9月4日参拝。次に苗村神社に行きます。
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by sionozaki | 2012-10-08 09:47 | 滋賀県(149) | Comments(0)
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