胡宮神社

滋賀県犬上郡多賀町敏満寺は胡宮神社。読みは「このみや」。
彦根市街から国道307号を南下し、多賀大社のある「多賀」信号機を過ぎて
その先の東側山沿いに位置する。
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祭神は伊邪那岐命、伊邪那美命。
当社については多賀神社の末社の一つと見る考えと、
延喜式の多何神社は多賀神社と当社とのことを指すものとする意見がある。
地名大系に依れば創建は不詳。
江戸時代に多賀神社の別宮また奥宮と呼ばれた過去がある。
拝殿右手に巡らされた塀は今にも朽ち落ちそうである。
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塀を越えると大日堂そして観音堂があるが、共に敏満寺の遺物。
敏満寺は凡そ1200年前に創建された天台宗寺院で、
48もの堂宇があった大寺であったが、浅井長政や織田信長に依って焼失された。
現在の大日堂はその後秀吉や家康に依って再建されたもの。
文化財指定に1638年(寛永15年)建立の本殿(県指定)、
金銅製五輪塔・重源舎利送状(国指定重要文化財)、
旧福寿院庭園(国指定名勝)がある。福寿院は当社の別当寺。
境内に古井戸と塚(焼石塚)がある。
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これは敏満寺の焼かれた石などが投げ込まれた古井戸を
平成になって掘り起し、盛り上げたものである。

例祭日不明。2012年2月28日参拝。専用駐車場あり。
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by sionozaki | 2012-04-10 20:05 | 滋賀県(149) | Comments(0)
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