須々岐水神社(松本市)

長野県松本市里山辺は須々岐水神社。読みは「すすきがわ」。
長野県道67号「兎川寺」交差点を南へ向かう。
延喜元年(901年)完成の「日本三代実録」に
神階の記述がある国史見在社だが千曲市にも同名の神社があり、
どちらの神社か不明である。
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祭神 素戔嗚命、建御名方命。
本来の祭神は須々岐水神(すすきがわのかみ)と推測される。
諏訪大社上社系の氏族 神(みわ)氏に依り
当地が支配されるようになった鎌倉時代頃に
現在の祭神となったとみられる。
須々岐水神は祭神名から見て水に纏わる神と見られるが、
古く当地に居住した須々岐氏との関連も見出せる。
須々岐氏は799年(延暦18年)姓を賜った朝鮮系氏族(卦婁族)である。
現に当社付近には多くの古墳があり、
高句麗系渡来人・帰化人の古墳に多くみられる積石塚も確認されている。
古墳の多くは消失しているが、当社西に位置する針塚古墳は現存しており
5世紀後半の造営の積石墳である。
神宮寺は兎川寺(真言宗智山派)。
民俗学の先駆者 菅江真澄は当社に於いて、
「ぬさとれば 薄の宮のほのぼのと あけの玉がさ 風の涼しさ」と詠んでいる。

例祭は5月4日、5月5日。2012年1月9日参拝。駐車可。

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by sionozaki | 2012-02-01 04:12 | 長野県(87) | Comments(0)
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