陽夫多神社

三重県伊賀市馬場(旧阿山郡阿山町大字馬場)は陽夫多神社。
国道25号「円徳院」交差点を北へ向かう。読み「やぶた」。旧県社。
延喜式神名帳伊賀国阿拝郡の陽夫多神社に比定される。
同じ読みを持つ神社に鈴鹿市の夜夫多神社がある。
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祭神は健速須佐之男命、五男三女神、天之火明命、火之迦具土神、
香々背男命、大物主命、大山祇神、伊邪那岐命 伊邪那美命、
速玉之男神、事解之男命、天児屋命、菊理媛命、蛭子命など。
歴史地名大系(平凡社)には祭神は高松神、須佐之男命とある。
創建は第28代宣化天皇3年と伝える。
旧来は現在の鎮座地より東の藤山という地にあった。
延喜元年(901年)完成の「日本三代実録」
貞観3年(861年)4月の条にある高松神は当社に比定される。
もと「薮田神社」、「河合天王社」などと称されていた。
神宮寺は参道沿いにある吉蔵院(真言宗豊山派)、
もとは仁和寺の末寺であった。
境内社に八柱神社がある。
八柱神社の祭神は大山祇神、火之迦具土神、五男三女神、金山比売神。
昭和8年県社指定。拝殿。
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陽夫多神社梵鐘、陽夫多神社願之山踊り、
陽夫多神社羯鼓踊りは伊賀市指定文化財。
また境内に国学者 一条兼良の歌碑がある。
梵鐘は寛文7年(1667年)の紀年銘がある。
当社近隣には古墳11基と中世の城跡3城が存在している。
宮山頂上にある宮山一号墳は前方後円墳で、
当地を支配し当社の創建に関わった者を葬った古墳と考えられる。
また御旅古墳は円墳又は前方後円墳と見られ
宮山一号墳に次ぐもので鉄製懸仏二面が出土している。
宮山一号墳は六世紀前半、
御旅古墳は六世紀後半の築造と見られる。

延喜式神名帳伊賀国阿拝郡には陽夫多神社、宇都可神社、
波太伎神社、須智荒木神社、敢国神社、佐々神社、
穴石神社、真木山神社、小宮神社の9坐が記されている。

例祭日は4月20日。2011年12月20日参拝。駐車場あり。
近隣に浄土宗の金台寺(伊賀市)がある。


参拝の記録
伊賀市立阿山小学校のすぐ前。
神社のすぐ近くを柘植川が流れる。
鈴鹿の太夫多神社との関連は調査中。

当日の参拝経路
岩附神社真木山神社陽夫多神社波多岐神社
比自岐神社神戸神社(伊賀市)杉谷神社(名張市)
宇流冨志禰神社ー宝積寺(名張市)ー和爾下神社(天理市)
岡田国神社ー高麗寺跡ー岡田鴨神社國津神社(笠置町有市)


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by sionozaki | 2012-01-10 10:47 | 三重県(174) | Comments(0)
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