當麻寺

奈良県葛城市當麻(旧北葛城郡當麻町當麻)は當麻寺。
国道166号「竹内」交差点付近。
高野山真言宗・浄土宗並立制。二上山。本尊 當麻曼荼羅。
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豪族 當麻氏の氏寺で、
当麻寺縁起に依れば天武天皇9年(680年)に着工し
金堂、講堂、東西両塔は天武天皇13年(684年)に完成という。
もと聖徳太子の弟 磨呂子皇子が建立した禅林寺を
現在地に移したものとみられるという。
「大和志」にも禅林寺として当寺の名が見える。
当寺蔵の綴織当麻曼荼羅図(国宝)を有していることで著名で、
この曼荼羅をもとにした説話、信仰が広まった。
綴織当麻曼荼羅図について「諸寺縁起集」護国寺本に、
「当麻寺 麻呂子親王造之、西堂有藕糸織浄土観量寿経文、
長一丈五尺、広一丈二尺、天平宝字七年癸卯六月廿三日」とあり、
天平宝字7年(763年)には完成していたという。
傷みが激しくなるとともに曼荼羅の転写がなされ、
このうち西山浄土宗の証空(善恵、1177年~1247年)は
信濃国(現在の長野県)善光寺に納めた。国宝 西塔。
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本堂(曼荼羅堂)、東塔、西塔、西塑造弥勒仏坐像、
当麻曼荼羅厨子、當麻寺梵鐘、綴織当麻曼荼羅図は国宝。
金堂、講堂、薬師堂、乾漆四天王立像などは国指定重要文化財。
この頃 東塔、西塔を具える寺は当寺のみであったともいわれる。
また梵鐘(国宝)は作風から日本最古級と推定され、
當麻寺創建当時からのものと考えられるという。

2011年11月16日参拝。駐車場あり(有料)。
近隣に平田春日神社がある。

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by sionozaki | 2011-12-16 15:46 | 奈良県(40) | Comments(0)
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