椿大神社

三重県鈴鹿市山本町は椿大神社。
国道306号「鈴峯小学校西方」交差点を北西へ向かう。
旧県社。伊勢国一宮。
延喜式神名帳伊勢国鈴鹿郡の椿大神社に比定される。
また境内別宮の椿岸神社は延喜式神名帳伊勢国三重郡の椿岸神社の論社。
他の論社は椿岸神社(四日市市)。
また延喜式神名帳伊勢国鈴鹿郡の石神社の論社。
他の論社は石神社(亀山市)。
また境内社の県主神社は延喜式神名帳伊勢国鈴鹿郡の県主神社の論社。
他の論社は野褒野神社。
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祭神は猿田彦大神。また瓊々杵命、栲幡千々姫命。
ほか合祀祭神が多数ある。
社伝に依れば第11代垂仁天皇27年倭姫命の神託により
神代より祀られて来た猿田彦大神を社殿を設け祀ったという。
「椿」の名はこの地に椿があったからという説や、
仁徳天皇の夢のお告げによるものなど諸説ある。
延喜元年(901年)完成の「日本三代実録」の
貞観7年(865年)4月条に正五位下の神階の記述がある。
天正11年(1583年)兵火により社殿や古書類を焼失した。
伊勢国一宮は同市一ノ宮町の都波岐奈加等神社とする説もあるが、
奉納された大般若経の記述などから
当社と見ることが有力という(歴史地名大系、平凡社)。
別当寺として神宮寺、神宮尼寺があった。
境内社に椿岸神社、県主神社、
行満堂(祭神 行満大明神)がある。
昭和3年県社指定。

椿岸神社は祭神 天之宇受女命、太玉命、天児屋命。
椿大神社と共に垂仁天皇の御代創建という。
県主神社は祭神 日本武命、建貝児命。
俗に縣大明神と称されていた。

昭和初期に内務省神社局の調査により、
当社が猿田彦大神を祀る神社の総本社とされたが、
この神の本流は実際のところは分かっていない。
伊勢国に於いて最も格式の高い神社(名神大社)が、
多度大社と松阪の阿射加神社であることから、
阿射加神社と考えられるからである。
尚、伊勢市の猿田彦神社の創建は新しく、
本流でないと見るべきである(サルタヒコ考、臨川書店)。

例祭日は10月11日。2011年10月10日参拝。駐車場あり。
近隣に共に真宗高田派の法雲寺(鈴鹿市)、
玉泉寺(鈴鹿市)がある。


参拝の記録
伊勢国一宮(但し都波岐神社・奈加等神社も一宮)。
鈴鹿市の山間部に位置する。
神名帳伊勢国三重郡の椿岸神社論社の
椿岸神社(四日市市)は付近まで行ったことがある。
また近いうちに行きたい。

当日の参拝経路
椿大神社ー小岸大神社長瀬神社(鈴鹿市)
都波岐神社・奈加等神社


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by sionozaki | 2011-10-19 14:51 | 三重県(174) | Comments(0)
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