椿大神社

三重県鈴鹿市山本町は椿大神社。
延喜式神名帳伊勢国鈴鹿郡の椿大神社に比定。
また境内別宮の椿岸神社は三重郡の椿岸神社の論社。
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祭神は猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)。
相殿に瓊々杵命、栲幡千々姫命、
配祀に天之宇受女命、此花咲耶姫命。
その他合祀祭神が多数ある。
猿田彦大神は古く伊勢国を治めていた神。
伊勢国一宮は同市一ノ宮町の都波岐奈加等神社とする説もあるが、
奉納された大般若経の記述などから当社と見ることが有力というである。
垂仁天皇27年、倭姫命の神託により
神代より祀られて来た猿田彦大神を社殿を設け祀ったという。
「椿」の名はこの地に椿があったからという説や、
仁徳天皇の夢のお告げによるものなど諸説ある。
神階は白河天皇の御代に正三位昇進している。
1583年(天正11年)の兵火により社殿・古書を焼失。
境内の行満堂は行満大明神を祀る、
行満大明神とは猿田彦大神の神孫。
別当寺として神宮寺、神宮尼寺があった。

昭和初期に内務省神社局の調査により、
当社が猿田彦大神を祀る神社の総本社とされたが、
この神の本流は実際のところは分かっていない。
伊勢国に於いて最も格式の高い神社(名神大社)が、
多度大社と松阪の阿射加神社であることから、
阿射加神社と考えられるからである。
伊勢市の猿田彦神社という説もあるが、
この神社は創建の新しい神社であり、
本流ではないと見るべきである(サルタヒコ考、臨川書店)。

2011年10月10日参拝。駐車場あり。
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by sionozaki | 2011-10-19 14:51 | 三重県(139) | Comments(0)
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