闇見神社

福井県三方上中郡若狭町成願寺は闇見神社。読み「くらみ」。
延喜式神名帳若狭国三方郡の闇見神社に比定される。
国道27号線「成願寺」信号機付近を東側に入る。
鳥居横には竹林が広がり、鳥居を越え階段を上がり切ると社殿。
島根県松江市には同訓の神社 久良彌神社がある。
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祭神は沙本大闇見戸売命(さほおおくらみとめのみこと)、
菅原道真公。合祀神社は諏訪神社、愛宕神社、
住吉神社、日吉神社、加茂神社、熊野神社。
合祀年は明治42年。中世は「天神社」、「天満宮」と称した。
創建は不詳(歴史地名大系、日本の神々に記述がない)。
神社明細帳に依ると1846年(弘化3年)に火災に遭い、
由緒書物等を悉く焼失したという(日本の神々、白水社)。
この時難を逃れた「闇見神社発端之事」には、
古くこの付近の池に大蛇が棲み
住民に危害を与えていたが、
垂仁天皇の御世 素盞鳴尊と奇稲田神の化身が現れ大蛇を退治したという。
そして大蛇は二つになり片方は美濃に、
もう片方は若狭に落ちて闇見の神になったという話が伝わる。
山を隔てた滋賀県高島市の酒波寺と関係がある。
成願寺大坊は神宮寺である。
近隣の蓮生寺(若狭町)は真宗本願寺派。

例祭日は4月5日。2011年8月4日参拝。駐車場あり。
三方郡の式内社には佐支神社、彌美神社、常神社、須部神社などがある。

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by sionozaki | 2011-08-13 11:32 | 福井県(72) | Comments(0)
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