多度大社

三重県桑名市多度町多度(旧桑名郡多度町多度)は多度大社。
国道258号「香取南」または
「新多度橋南詰」交差点を西へ向かう。
延喜式神名帳伊勢国桑名郡の多度神社に比定される。
名神大社。旧国幣大社。旧県社。
伊勢国二宮。全国の多度神社の総本社。

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祭神 天津彦根命、天目一箇命。
古くから多度山を御神体として信仰され、
雄略天皇の御代に社殿の造営という。
本殿は二つあり左側は多度神社の本殿、
もう右側は別宮 一目連神社(別宮)としての本殿である。
多度神社の祭神は天津彦根命、
別宮一目連神社の祭神は天目一箇命。
天目一箇命は天津彦根命の子である。
天平宝字7年(763年)神宮寺が創建、
宝亀11年(780年)神宮寺に三重塔が造立された。
明治6年県社指定。大正年間国幣大社指定。

多度山山中には「御枢岩」・「籠岩」など五つの名岩があるが
この内の豪雨により「籠岩」が転倒、
古銅鏡30面が発掘されたという。

天平宝字7年(763年)神宮寺が創建されるが、
神宮寺として相当に古いものである。
最も古いものは斉明天皇7年(661年)の三谷寺(広島県三次市)、
2番目が霊亀元年(715年)創建の気比神宮寺(福井県敦賀市)、
3番目が720年前後(養老年間)創建の若狭神宮寺(福井県敦賀市)、
その他 丹波与能神宮寺、宇佐八幡神宮寺、松浦神宮弥勒知識寺、
鹿島神宮寺、剣御子神宮寺などが古い(諸説あり)。
多度神宮寺は多度山山麓にあり、
801年(延暦20年)の「神宮寺伽藍縁起資材帳」によると、
満願禅師が多度山南辺に小堂と神像を造ったのが始まりとされる。
この資材帳に依って三重塔を始め、
多くの伽藍が整えられたことが分かっている。
現在神社東側には多度観音堂がある。

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堂内には千手観音立像と十一面観音立像が納められ、
千手観音は像高約119cmで一木造、
様式から製作は平安時代初期と推測されるという。
十一面観音は約112cmの寄木造、
南北時代前期の制作と考えられるという。

多度大社神宮寺伽藍縁起並資材帳、
多度大社銅鏡三十面、金銅五鈷鈴は国指定重要文化財。
多度大社短刀、多度大社太刀は三重県指定文化財。

延喜式神名帳伊勢国桑名郡には桑名神社、佐乃富神社、
小津神社、尾山神社、野志理神社、多度神社、
尾野神社、深江神社、額賀神社、宇賀神社、中臣神社、
長谷神社、立坂神社の以上15坐が記されている。

例祭日は5月5日。2010年6月24日参拝。駐車場あり。


参拝の記録
伊勢国二宮。


当日の参拝経路
真清田神社尾張大国霊神社ー多度大社

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by sionozaki | 2010-07-13 20:52 | 三重県(174) | Comments(0)
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