大村神社(伊賀市)

三重県伊賀市阿保(旧名賀郡青山町阿保)は大村神社。
久居と宇陀を繋ぐ国道165号線沿いに鎮座する。
延喜式神名帳伊賀国伊賀郡の大村神社に比定される。旧県社。

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祭神 大村の神(主祭神)、武甕槌神、経津主神、天児屋命。
この他明治期に近隣の小社から17柱を合祀している。
合祀祭神は応神天皇、市杵島比売命、大山祇命、事代主神
多岐里毘売命、狭依毘売命、多岐津比売命など。
もと「大森ノ杜(大森社)」、「大森明神」と称されていた。
古代から中世にかけて当地は石清水八幡宮と
伊勢神宮の神領となっていた。
社域には宮室が築かれ、代々命や御子らが居住したという。
主祭神の大村の神は第11代垂仁天皇の皇子で、
息速別命(いきはやわけのみこと)と考えられる。
当社より西に暫く進んだ場所には息速別命墓がある。

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墓へは2010年7月に訪れた。
墓は当地または阿保に拠点を置いた古代豪族に
関わりのあるものと述べられている。

神社の旧本殿は国指定重要文化財であり、
現在は宝物殿・宝殿となっている。
境内の鐘楼は神宮寺であった禅定寺の鐘楼である。

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この梵鐘は虫喰鐘といわれ、
鐘の中に鋳込められた鏡は大和国葛城の豪家の娘の
愛用品であったという。
ある夜鐘を守る若い僧の枕元に若い娘の亡霊が現れ、
それ以降鐘乳が虫に喰われた様にぼろぼろと落ちだしたといい、
日本三大奇鐘の一つという。

例祭日は11月3日。2010年5月28日参拝。駐車場あり。

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by sionozaki | 2010-06-17 21:03 | 三重県(163) | Comments(0)
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